かねひさ和哉の「ターマイト・テラス物語」第2回テラスの前史
ワーナー・ブラザースが配給し、レオン・シュレジンガーがプロデューサーを務めるアニメーション・スタジオが、精鋭たちの集う「ターマイト・テラス」に変貌するまでの過程にはいくつかの紆余曲折があった。カートゥーンの常識を根本 … “かねひさ和哉の「ターマイト・テラス物語」第2回テラスの前史”の続きを読む
ワーナー・ブラザースが配給し、レオン・シュレジンガーがプロデューサーを務めるアニメーション・スタジオが、精鋭たちの集う「ターマイト・テラス」に変貌するまでの過程にはいくつかの紆余曲折があった。カートゥーンの常識を根本 … “かねひさ和哉の「ターマイト・テラス物語」第2回テラスの前史”の続きを読む
「バッグス・バニー」というキャラクターをご存じだろうか。ハンターが森でウサギ狩りをしている時、はたまたガンマンが横柄な態度で暴れている時、神出鬼没の彼は現れる。人参をかじりながら「どったのセンセー?」という決め台詞を発 … “かねひさ和哉の「ターマイト・テラス物語」 第1回 “シロアリ”の伝説”の続きを読む
本連載では、8回にわたってフライシャー兄弟の足跡を追い、彼らがアニメーション史に残した功績を多角的に掘り下げていった。 本連載のベースとなった現在執筆中の同人誌の構成上、紹介した作品がサウンド時代初期のラインナップに … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第8回「そのあと」のフライシャー”の続きを読む
1929年にインクウェル社から離脱したフライシャー兄弟は、新たな本拠地であるフライシャー・スタジオを設立する上で自身のアニメーション作品の配給会社であるパラマウント・ピクチャーズ(以下パラマウント)と重要な契約を行って … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第7回パラマウントとフライシャー”の続きを読む
現在では後年(1960年代以降)後追いのアニメーション・ファンによって再評価された印象の強いフライシャー作品だが、公開当時から概ね大衆からも好意的に受容されていた。それは日本でも同様で、特に1930年代初頭はベティ・ブ … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第6回フライシャー作品の日本での公開と受容”の続きを読む
アニメーションの産業史を語る上で生じがちな問題だが、スタジオの経営者やプロデューサーの名前ばかりが有名になり、その配下で作品を作っていたスタッフたちの名前は忘れ去られてしまうことが多い。今日フライシャー・スタジオについ … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第5回フライシャー・スタジオに在籍していた精鋭たち”の続きを読む
「アニメーションとサウンドの融合」に並ぶサウンドが付けられた初期のフライシャー作品の大きな特徴として、無軌道かつ奇抜な、独自のユーモアセンスが挙げられる。 1930年代初頭、フライシャー・スタジオはブロードウェイ16 … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第4回サウンド時代初期におけるフライシャーの改革②―奇抜なユーモアセンス”の続きを読む
サウンドが付けられた初期(1930-33年頃)のフライシャー作品を語る上で欠かせないトピックが、アニメーションとサウンドの見事な融合だ。フライシャー作品ではジャズが始終歯切れよく奏でられ、声優はアドリブが交じった台詞を … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第3回サウンド時代初期におけるフライシャーの改革①―アニメーションとジャズの見事な融合”の続きを読む
フライシャー兄弟のアニメーション業界でのキャリアは、1917年の兄のマックスによるロトスコープの発明と特許取得にまで遡る。ロトスコープは、実写のフィルムをガラス板に1コマずつ投射し、その実写の像をトレースすることで滑ら … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」第2回サイレント時代のフライシャー作品―インク壺から広がる世界”の続きを読む
かつて、1910年代末期から1940年代前半にかけて、挑戦的なアイデアとアニメーションを兼ね備える、独創性に富んだ作品群を送り出した伝説の兄弟がいた。マックス・フライシャーと、デイヴ・フライシャーである。 本連載では … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」第1回フライシャー兄弟って何者?”の続きを読む