かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第6回フライシャー作品の日本での公開と受容

 現在では後年(1960年代以降)後追いのアニメーション・ファンによって再評価された印象の強いフライシャー作品だが、公開当時から概ね大衆からも好意的に受容されていた。それは日本でも同様で、特に1930年代初頭はベティ・ブ … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第6回フライシャー作品の日本での公開と受容”の続きを読む

かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第5回フライシャー・スタジオに在籍していた精鋭たち

 アニメーションの産業史を語る上で生じがちな問題だが、スタジオの経営者やプロデューサーの名前ばかりが有名になり、その配下で作品を作っていたスタッフたちの名前は忘れ去られてしまうことが多い。今日フライシャー・スタジオについ … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第5回フライシャー・スタジオに在籍していた精鋭たち”の続きを読む

かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第4回サウンド時代初期におけるフライシャーの改革②―奇抜なユーモアセンス

 「アニメーションとサウンドの融合」に並ぶサウンドが付けられた初期のフライシャー作品の大きな特徴として、無軌道かつ奇抜な、独自のユーモアセンスが挙げられる。  1930年代初頭、フライシャー・スタジオはブロードウェイ16 … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第4回サウンド時代初期におけるフライシャーの改革②―奇抜なユーモアセンス”の続きを読む

かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第3回サウンド時代初期におけるフライシャーの改革①―アニメーションとジャズの見事な融合

 サウンドが付けられた初期(1930-33年頃)のフライシャー作品を語る上で欠かせないトピックが、アニメーションとサウンドの見事な融合だ。フライシャー作品ではジャズが始終歯切れよく奏でられ、声優はアドリブが交じった台詞を … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」 第3回サウンド時代初期におけるフライシャーの改革①―アニメーションとジャズの見事な融合”の続きを読む

かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」第2回サイレント時代のフライシャー作品―インク壺から広がる世界

 フライシャー兄弟のアニメーション業界でのキャリアは、1917年の兄のマックスによるロトスコープの発明と特許取得にまで遡る。ロトスコープは、実写のフィルムをガラス板に1コマずつ投射し、その実写の像をトレースすることで滑ら … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」第2回サイレント時代のフライシャー作品―インク壺から広がる世界”の続きを読む

かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」第1回フライシャー兄弟って何者?

 かつて、1910年代末期から1940年代前半にかけて、挑戦的なアイデアとアニメーションを兼ね備える、独創性に富んだ作品群を送り出した伝説の兄弟がいた。マックス・フライシャーと、デイヴ・フライシャーである。  本連載では … “かねひさ和哉の「フライシャー大解剖」第1回フライシャー兄弟って何者?”の続きを読む